こんな課題を解決したい方は多いのではないでしょうか?
- 仕事上でやらないといけないことを忘れてしまう
- 相手から依頼された業務を忘れてしまう
私も社会人になったばかりの頃はミスが多く、毎日怒られてばかりでした。
怒られる日々の中でなんとか改善しようと手に取った本が
【仕事のミスが絶対なくなる頭の使い方】です。
実際の事例を用いて説明されています。
読んですぐに活かすことができる本になっていますので、
興味を持っていただけた場合、是非手に取ってみてください。
それでは書評していきましょう!
もくじ
日常で発生する4つのミスをなくす方法
メモリーミス(忘れた!)ををなくす方法
人間は物事を忘れる生き物です。
何かを学んでも1時間後には56%のことを、
1日経つとなんと74%もの割合で物事を忘れるそうです。
会議などで様々なテーマが話されると尚更多くの物事を忘れてしまいますよね。
➡︎物事を”覚えた!”と自分では思っていても忘れるものであるということを認識しておきましょう。
その上で、
『いかに忘れない方法を見出していくか」が
本書にはワーキングメモリの鍛え方と共に記載されています。
メモを活用したりすることで仕事の効率化を図っていくという方法が推奨されています。
私もメモをよく取るのですが、やはりメモをしないと忘れるということを身を持って経験しているから必ずメモを取るようになりました。
社会人になったばかりの頃は、上司にメモを取りなさいと言われてメモを取っていたものの、慣れてくるとメモを取らなくなるものです。
やらなくてはいけないことをついつい忘れてしまう方は、初歩的ではありますが、今一度メモを取ることを意識してみてはいかがでしょうか?
・場所を関連付けることで忘れにくくする方法など
様々な方法が紹介されていますので、是非参考にしてみてください。
アテンションミス(見落とした!)をなくす方法
アテンションミスは、文章の誤字脱字や、メールの誤送信などを引き起こすミスになります。
メールの誤送信は誰でも経験があるのではないでしょうか?
どれだけ気をつけていてもふとした瞬間に発生してしまうミスなのかなと思います。
”ToDoリスト”や”見直しする習慣付け”が
対策の一つとして挙げられています。
こちらも身近に感じるテーマなのではないでしょうか?
ですが、中々メールを送る際に必ず見直しをするように習慣付けたり、メール送信前のチェック項目をまとめたリストを作ることまで出来ている人は中々いません。
だからこそ発生してしまうミスなのです。
他にも日常の注意不足で発生してしまうアテンションミスを防ぐ方法を人間の思考の特性を踏まえて述べられています。
コミュニケーションミス(伝わっていない!)をなくす方法
理解したつもりだったけど相手が期待していたことと違ったことや、
言葉の定義がずれていた、というような経験をしたことはないでしょうか?
それが本書で述べているコミュニケーションミスになります。
人はコミュニケーションを取る中で、頭の中のイメージを全て言葉にするわけではありません。
例えば、「昨日、渋谷で友達とお酒を飲んだ」と話すようなイメージです。
その際に、時間帯は昼なのか夜なのか、お店は居酒屋なのかバーなのかは特に話していなくても皆さんの中で勝手に情景を補足してイメージしたのではないでしょうか。
これがコミュニケーションミスの最大の原因です。
勝手にイメージして話を理解したつもりになってしまうんですね。
実際にどうコミュニケーションを取っていくことで、
上記のような誤った認識が発生しないようになるのか、
これを本書では具体例を用いて述べています。
伝えたかったことが伝わらなかった、というような経験がある方は是非一度本書を参考にしてみてはいかがでしょうか。
ジャッジメントミス(判断を間違えた!)をなくす方法
人は”速い思考”と”遅い思考”の二つの思考で物事を考えていると言われています。
例えば、あなたが友人と美味しいラーメン屋さんの話をしていて、ラーメンが食べたくなったとします。
ただよくよく考えてみると自分はダイエット中でラーメンは控えないといけないと思いました。
このラーメンが食べたい、という直感的に思考を巡らすことを”速い思考”、自分はダイエット中であり、ラーメンは控えないといけない、というのが”遅い思考”です。
この遅い思考がないままで判断を行うことで冷静な判断ができず、後々”自分はなんであんな選択をしたのだろう”という後悔を生むジャッジメントミスを引き起こす可能性が高くなるのです。
皆さんも経験上、直感的な判断で後悔した事があるのではないでしょうか。
そういった後悔をなくしていきたい、というような方は本書を手に取ってみることをおすすめします。
以上、「仕事のミスが絶対なくなる頭の使い方」のポイント4つとなります。
仕事をしているとミスはつきものですが、
なるべくその可能性を排除するためにも、
本書で述べられている”ミスの原因”と”その対策”について、
理解しておくのは良いのではないでしょうか。
私も昔はミスが多くよく怒られておりましたが、
今ではミスが少なく、きちんとやるべき事が出来る人、
という評判を周囲からされるようになりました。
誰でも構造を理解して、対策を取れば改善できるテーマですので、是非本書を参考にしてみてください。
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