「大きく考えることの魔術」という本の要点を
実際に私の経験を元にお伝えしていきたいと思います。
この本は自己啓発本で、
『自身の考え方次第で人生は如何様にでもなる』
と説明している本になります。
特にこんな方におすすめです。
思考は意識を変える
思考の方法を変えることで人生は変わる
『人生で成功したいのであれば、思考の方法が重要だ』とこの本では説明しています。
私はこの本を読んで、大きくふたつの思考があると理解しました。
それぞれのポイントについてお話ししていきます。
長期的な思考について
１つ目は長期的な視点でみたときの、
『思考の重要性』についてです。
誰もが”成功者になりたい”と思っていながらも、
実際になることが出来ない理由は思考の方法が大きく関係しているということです。
本気で思っているでしょうか？
この問いに”YES”と答えることの出来る人は、
全体のごくわずかな人のみとなっており、
自分には限界があると思ってしまうことが問題です。
成功したとしても自分の設定している目標までしか達成することが出来ない
➡︎長期的に物事を考える場合は、大きなものさしで考えることが重要である
あくまで目標設定は高く大きなものにすることで
大きな成果を得ることが可能であるということです。
短期的な思考について
目の前で起きた事象に対して、
どう捉えるかで人生の豊かさが大きく変わるということがもう一つの点です。
・その際に腹を立ててその場を険悪にするのか
・それとも自身を落ち着かせて関係を良好に保つのか
次の行動は自分の判断次第だと思います。
怒る前に”本当にこの行動は意味があるものなのか？”を問いかけ、
行動に移すことで人生をより豊かにすることができるという話です。
また、この事象に対して、
【ネガティブに捉える】・【ポジティブに捉える】かも自分次第です。
自身の思考や感情を穏やかにしていくことが重要です。
ちなみにこの本の中で出てくるホテルマンの話は秀逸です。
『そのお客様は自分に怒っているのではなく、何か嫌なことがあって怒っているのだ』
と考えるのです。
『普段はいい人だけど、今回偶然タイミングが悪かっただけだ』と捉えることで、
自分の感情をコントロールし、自分の人生をいい方向に導いていくことを実行しています。
・自分の感情をどうコントロールするのか
➡︎目の前の事象に短絡的に反応するのではなく、
『意思決定をすることが大事である』ということです。
行動・ふるまい方を変えることで人生は変わる
行動を変えることで、思考が大きく変わるという点が、
もう一つこの本でお話ししている点になります。
行動は思考を変えるというのは私も実際に体験して感じていることですが、
この本でも行動することが重要であると述べています。
仕事で辛いときや不安な時ほど、自分で笑顔をつくることが重要です。
一度実際にやってみるとよくわかるのですが、
笑顔はポジティブな思考を作ってくれます。
笑顔をつくることで、自分の気持ちが穏やかになります。
これは簡単に実行できることではありますが、非常にわかりやすい例です。
是非試してみることをお勧めします。
本当に思考が変わります。
『一流の人に近づくことができる』という点も説明されています。
別の記事で一流の営業になるためには、
『服装を変えることが一番身近で実践しやすく、効果が大きいことである』
とお話ししていますが、その内容が書いてあります。
一流の人と同じ思考を持つことができるということです。
服装ではなく、歩き方や仕事をする際の姿勢からでもいいので、
身近にいる一流の人の行動を真似してみてはいかがでしょうか。
この本は1970年代に描かれた本ですが、
考え方という観点で非常に重要な普遍的な内容が書いてある本になります。
自分の人生を成功させたい、好転させたいと思っている人は一度手に取ってみることをお勧めします。
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