今回は仕事は楽しいかね?という本について、書評していきたいと思います!
こちらの本は私が過去、仕事で上手くいかなくて落ち込んだ時によく読んでいた本です。
そんな方々に是非読んで欲しい本だと思います。
もくじ
仕事は楽しいかね?書評ポイント3つ
日々試してみることが大事
”試してみることに失敗はない”というフレーズが出て来る通り、
何事も日々試行錯誤しながらやってみることが重要だと述べています。
目標を掲げて数年後にどういった立ち位置になっていたいか?
を考える人が多いと思います。
しかし長期的な目標に向かって行動することはマンネリ化を生みます。
具体的に目標を設定して日々行動するより、
明日は今日と違う自分になることを目指して日々行動することが非常に重要なのです。
そうすることで、日常が刺激にあふれ、楽しくなるというサイクルに入ることができるのです。
『昨日出来なかったこと』『昨日知らなかったこと』
が分かるようになると楽しみを見つけることが出来ます。
仕事も同様に日常に成長を見出すことで、仕事が楽しくなる。
そのためには行動することが大事だということです。
考えて考えて行動に移せないということもよくあると思いますが、
まずはやってみることを大事にすると見えてくることがあります!
偶然は発明の父である
”必要は発明の母であり、偶然は発明の父である”
と述べられております。
偶然起きた事象をそのままにせず、
偶然起きたことに工夫を加えることで、
発明に転用することができるということです。
コカコーラの発明事例や、チョコチップクッキー、リーバイスのジーンズのアイディアを用いながら、偶然が実際に商品になった事例を挙げてくれています。
いづれも日常の偶然が発端となっており、
それを見逃す事なくビジネスに転用できたからこそ成功した事例です。
日々身の回りで起きている事象の視点を少し変えるだけで、
アイディアになり、成功を収める事ができる。
皆さんも身の回りで起きている事が何かビジネスにならないか、
日々アンテナを張って過ごしてみると新しいアイディアが浮かぶかもしれないですね!
新しいアイディアは新しい場所に置かれた古いアイディアである
”古いアイディア”を新たな場所に置いてみる事である、と
『仕事は楽しいかね?』では述べられております。
今既に使われているアイディアを別のフィールドに持っていく事で、
新しい取り組みになることを、本書ではモハメドアリの事例を用いて説明しています。
モハメドアリはボクシングの試合にプロレスのパフォーマンスを取り入れて、
世界的に有名なボクサーとなっていったのです。
既にある物(プロレスのパフォーマンス)を
ボクシングに活用することで新しい物を生み出す事が可能なのです。
ビジネスモデルを考える際に、
0から1を創るパターンとAとBを組み合わせるパターンがある、とよく言われます。
AとBを組み合わせることは誰にでもできて、
日常からアイディアを産み出しやすいので、是非実践してみてください!
仕事に行き詰まった時、解決方法はAとBを組み合わせることで思い浮かぶかもしれないですね。
本書の内容はストーリー形式になっており、本を読むのが苦手な人でも読みやすい内容になっているのが嬉しいポイントです。
上記に挙げた内容以外にも日々の仕事を楽しくするための考え方が具体的なエピソードを交えて述べられており、わかりやすい内容になっています。
今の仕事が辛い人や、新しい物を産み出したいけど何をしたらいいか分からずモヤモヤしている人は是非一度手に取ってみてください。
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