従来の一般的なロジカルシンキングや構造化の本が
少し難しいと感じる人におすすめの本です。
”構造化”というテーマで能力を鍛えようと思っても、
うまくいかなくて悩んでいる方が多いのではないでしょうか。
私も同様の悩みを持ち、
いろんな本を読み漁っておりました。
一番実践的に感じたのがこの本です。
これから【武器としての図で考える習慣】で、
書かれているポイントについて解説しています。
是非参考にしてみてください。
それでは早速書評していきましょう!
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もくじ
構造化を鍛えるためのポイント3選
図で考えることで物事の本質を捉える
【武器としての図で考える習慣】ではこう説明しています。
例えば本書では、
『地図を例に挙げて図で考えることの威力』
を説明しています。
①航空写真の地図
②2次元の平面地図
②2次元の平面地図ですよね。
➡︎これは余計な情報が削ぎ落とされ、
目的地までの道筋が明確に現れているためです。
2次元の図で考えることが適切に物事を理解することに重要なことが分かりますね。
図やフレームを用いて物事を考えることで、
「考えるべき」「伝えるべき」テーマに対して
適切に思考を巡らすことができます。
何か考えなくてはいけないテーマがあった時には、
一回紙に書き出してみてまとめてみることで、
思考を整理することができるんですね。
基礎である”概念図”を使ってみよう
多くの手法が世の中に出回っています。
その考え方の基礎となる”概念図”を使用することで
構造化の基礎を作っていくことが出来ると本書では述べています。
この章で紹介されている”おでん”と呼ばれるポンチ絵が出てきます。
◯=目標
△=道筋
□=現状
に当てはめて図示しキーワードを書き込むことで、
どのように目標達成していくのかを整理する物になります。
実際にこのポンチ絵に近いものを、
私も物事を考える際にはフレームとしてよく使います。
現状がどうなっていて目標は何なのか、目標を要素分解し、目標を達成するために必要な要素は何があるのかを明確にします。
その上で目標達成に向けた問題点は何かを整理することで思考が整理され、どのような手段を取って課題解決をしていくのかが明確になります。
フレームワークを用いることで、考え方の流れが整理されます。
さらに枠を作ってたくさんの文言を書けなくすることで、
「本当に大事なポイントは何か」を明確にすることが可能です。
まずは概念図を使って考えてみて基礎を作っていく、これが非常に大事ですね。
実際に使えるフレームワーク4選
本書では、フレームワークとしてピラミッド、田の字、矢バネ、ループの4種類を紹介しています。
実際に紹介されているフレームを使用しながら、
考え方を身につけていくことが重要です。
それぞれのフレームの特徴や活用シーン含めて書いてあるのが本書の魅力です。
・田の字 : 本質を切り分けることで思考を整理するためのツール
・矢バネ : 時間軸に沿って物事を考えるためのツール
・ループ : 物事の繋がりを理解した上で因果関係を把握することに活用できるツールです。
上記の中でもし知らないフレームがある場合、
是非一度本書を手に取ってみて、
フレームの活用方法を身につけてみてはいかがでしょうか。
以上が武器としての図で考える習慣のポイントでした。
構造化の能力を鍛えるためにはフレームを理解して実際に活用していくことが重要です。
上記でも述べましたが、
本書は具体的なフレームの使い方はもちろん、
基礎となる概念図の紹介もされていることが特徴です。
個人的には本書を読んで概念図を身に付けることだけでも、
本書の価値があると思います。
是非一度手に取ってみてください。
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